抽象と具象の見事なハーモニーが奏でる「新しい風景画」

日本では初めてgallery KASAIがご紹介する作家、David Twose(ダヴィ・トゥーズ)

パリを拠点に活躍する彼の作品は、ヨーロッパはもちろんアメリカのギャラリーでも取り扱いがある他、
イタリア、ロシアなど様々な国でコレクターを惹きつけています
その人気の理由は、作品を実際に見れば誰もがお分かりになるかと思います。

絵画と聞くと、まず誰もが一番に思い浮かべるモチーフは「風景画」ではないでしょうか。
印象派が生まれる前の写実的な時代から、自然や緑がモチーフとなる風景画は、多くの画家に描かれ親しまれてきました。
そんな背景があるからか、抽象画やグラフティアートが生まれた現代では「風景画」と聞くと、
クラシカルで古風な印象を持たれる方が多いです。

しかし、ダヴィが描く風景画は今までに見たことのない「新しい風景画」です。
モダンで現代の新しい印象も受けつつ、どこか懐かしく幻想的な温かみを兼ね揃えているところにあります。
専門的にいうならばそれはまさに、抽象と具象が見事に一つの画に収まり奏でるハーモニー。

ダヴィの目に映る窓から見たパリの風景をキャンバスに彼なりの独自の解釈で描き表現されています。

そんな私たちも初めて見る「新しい風景画」
ぜひ皆様にも実際にご覧いただき、楽しんでいただけたらと思います!

David Twose(ダヴィ・トゥーズ)はどんな作家?

フランス生まれ、イギリス系フランス人アーティスト、David Twose

会計士として活躍するも諦めきれず、画家の道へ。
幼い頃から絵を描くことが大好きだったという彼は、バカロレア(フランスの中等教育卒業および大学入学資格)で、ビジュアルアートを選択。同時に哲学の授業もとり、どちらも彼にとって興味深く大好きな分野となりました。

最初の哲学の授業で学んだプラトン『イデア論』を通して、世界に実在するあらゆるものの根本にある事実を深く理解することができた同時に、大好きな絵画にも共通して、物事の本質に結びつくもの(例えば、ある時は小さい頃の自分に立ち返ることができ、ある時は忘れていた気持ちを思い起こしてくれたり。)
を発見した時から、画家として表現することが、
彼の中で大切なアイデンティティーとなりました。

2020年には、フランス車・Citroën(シトロエン)とコラボレーションを発表。サロン・ドートンヌ絵画賞やマリ・バシュキルツェフ賞といった数々の賞を受賞し、2025年にはグラン・パレにも選ばれました。

もっと知りたい方は必見!

パリのアトリエでインタビューしてきました!

今年の6月、パリにあるダヴィのアトリエを訪れ、
弊社代表葛西がインタビューしました。

その様子を動画にまとめてYouTubeにて公開しております。
ぜひ字幕ONにしてお楽しみいただけましたら嬉しいです

動画はこちらから>>>


パリから新作が届きました!

David Twose
「Memory-ひだまりのカフェ」

キャンバスにミクストメディア 2025年
40.0 × 40.0 cm

作品詳細はこちらから>>

地下鉄の階段を上がると、
陽ざしが頬にやさしく触れる。
目が眩んで、
世界はいったん霞み、
そして少しずつ戻ってくる。
窓に映る光が、
現実と記憶のあいだをゆらめかせる
見える世界と、
心が覚えているもうひとつの世界。


David Twose
「Memory-夢幻の建築」

キャンバスに油彩 2025年
60.0 × 60.0 cm

作品詳細はこちらから>>>

静かな夜、歩いて家へ帰る。
光に導かれながら、
影と記憶のあわいを進む。
ひとつひとつの建物が、
永遠という同じ夢の断片として立ち上がる。
そして、
街は内なる神殿へと変わっていく。


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