Omosan#103に掲載されました!

◆Omosan STREET#103に掲載されました!

皆様、《Omosan STREET》とういフリーマガジンをご存知ですか。
表参道・渋谷エリアの最新の情報を紹介し続けて今回103号を迎える、歴史あるマガジンです。

今回の表紙・巻頭を飾ったのは、表紙を飾るのも最多の俳優・山崎賢人さんです。
galleryKASAIは「ライフスタイル」のカテゴリーで今回もアートコラムを掲載させていただきました。

渋谷・表参道を愛する人々の情熱が詰まった本紙、是非お手に取ってお楽しみください!!

※OmosanSTREET は、表参道・渋谷エリアにあるお店やレストラン・駅などに設置されています。
なくなり次第終了ですので、ぜひお早めにお手に取ってお楽しみいただけましたら幸いです。

当画廊にも設置させていただいております。数に限りはございますが、
会員様にはお送りさせて頂きますので、ご希望でしたらご連絡くださいませ。


◆アートコラム「風景画の歴史からみる、David Twose(ダヴィ・トゥーズ)」

ようこそ、南青山・骨董通りの「gallery KASAI」へ。今回、葛西寛代表が誘ってくれるのは、巨匠の歴史を継ぎ、具象と抽象が調和する画期的な作品。鮮烈なDavidカラーを、編集長対談で紐解きます。

編集長
今回ご紹介いただく作家、David Twose(ダヴィ・トゥーズ)。風景画を描く方なのでしょうか。

葛西
はい、「具象」と「抽象」が見事に調和された、画期的な風景画が世界中で注目を集めている、イギリス系フランス人アーティストです。現在はパリを拠点に制作活動を行なっており、日本ではgallery KASAIで初めてのご紹介となります。

編集長
確かに。Davidさんの風景画は、一度見ると忘れられない印象ですね。

葛西
そうですね。「風景画」は、絵画において最も親しみやすい画題だと思います。風景画の歴史はとても長く、起源は古代に遡りルネサンス期に本格的に確立されます。代表的な風景画家といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチ。遠近法を駆使してリアルな風景を描き、自然の細部まで緻密に描写する技法を発展させています。その後、鉄道網の普及により、都市から離れた自然が多い場所へ簡単にアクセスできるようになります。バルビゾン派の画家たちは田舎町バルビゾン村に集まり、自然の中で直接描写することで風景のリアリズムを追求します。またロマン主義という流派も生まれ、人々の感情や個人の感覚を重視し、風景画においても自然の雄大さや神秘性を表現することが求められた時代となりました。

編集長
以前ご紹介いただいた、農民の姿に「人間の尊厳」を描いたパイオニア、ミレーですね。写真技術が生まれたことも絵画に影響があるのでしょうか。

葛西
おっしゃる通りで、写真技術がない中記録を残す役割もあった絵画から、時代は流れ絵画にしかできない、画家の個性をいかに表現するかが大切になりました。そして生まれたのが「印象派」。これまでのアカデミックで写実的な表現から、画家が日常の中で視覚的に得た印象をそのまま表現するようになります。

編集長
印象派といえば、モネやルノワール。日本では特段人気がありますよね。こうした歴史的背景の中で「風景画」は進化していっているのですね。

葛西
そうですね。以前のピカソのコラムでも、いかにオリジナルな画風を生み出せるかが鍵とお伝えしました。David の作品も独自の色彩と世界観で観るものを魅了します。長い歴史を持つ風景画において、彼が新しいアイコンを生み出し表現した点は、過去の巨匠たちの挑戦に通じるものがあるでしょう。

パリのモンマルトルに住む私にとって、パリの街並みをモチーフに描く事は必然的でした。その中でも「Memoryシリーズ」は、肌で感じた記憶やイメージといった思い出の断片を表現したシリーズです。私にとって絵を描くということは、主題をじっくり観察しそのものの構造を理解することです。そうすることで、目に見えているものの先へ身を任せることができ、身の回りに当たり前に存在するものの美しさの本質に気づかされます。色彩を自由を駆使し、それらの形をキャンバスの全空間へと広げ、具象と抽象の境界線上に身を置く。そんな私の風景画が皆様を想い出の旅へと誘い、パリで暮らす日々が私に与えてくれる、あの「驚きと感動」を共有できることを願っています。
― David Twose ―

私の今回(1月) の日本への旅はとても深く感動し、私の多くの作品にインスピレーションを与えました。
また日本へ戻るのが待ち遠しいです。すぐにお会いしましょう!!


David Twose(ダヴィ・トゥーズ)

1977年生まれ、パリを拠点に活動する現代画家。会計士から転身後、パリの伝統ある芸術学校等で学び、マティスやホックニーに影響を受けた鮮やかな色彩、質感、そして美しい光の表現を追求しています。「具象」と「抽象」の完璧な調和を目指し、現実の中に隠された抽象性を描く独自の作風は「アブストラクティベーション」と名付けられています。世界各地で個展を開催するほか、シトロエンとのコラボなど多方面で活躍。日本での作品展開やお問い合わせは、国内唯一の公式窓口である南青山の「gallery KASAI」がすべてを担っています。

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