
◆お酒と絵画??
先日、関西出張へ行った際に
素敵な空間で美味しいお酒を味わえる『Bar,K』に出逢いました。
そこのマスターの作るカクテルがとっても美味しい上に、
アート好きの方で、ピカソの作品がラベルなっている昔の瓶を見せて頂いたり、
様々なリキュールと絵画の繋がりが話題にあがり、盛り上がりました。
今回はそんな背景から、皆さまに《お酒で楽しむアートの世界》を豆知識としてご紹介させて頂けたらと思います。
◆ピカソが愛したリキュール『Suze(スーズ)』

ピカソの名画「コップとスーズの瓶」(1912年)。
モチーフにして描くほど、ピカソが愛したリキュールを知っていますか。
スーズ(Suze)という、1889年に誕生したフランス原産の黄色いハーブリキュールです。
パリの万博で金賞を受賞した伝統あるリキュールでもあり、
絵画の王様であるピカソらしいリキュールに感じます。
ほろ苦さと程よい甘さが特徴で、葛西も大好きなリキュールです。(笑)
おすすめの飲み方は、「スーズ・ギムレット」!
現在販売しているスーズはラベルが違うのですが、
昔一時期ピカソの作品がラベルになったものが販売されていました。
その貴重な瓶をBar,Kのマスターは大切に使い続けていらっしゃり、見せていただきながら、ピカソの気分で美味しく頂きました。
◆ゴッホを狂わせた?リキュール『ABSENTE(アブサン)』

ハーブを主成分として、エメラルドグリーンのような色をしていることが多く、アルコール度数は40度から90度を超えるものまである『ABSENTE(アブサン)』。
スイス発祥のお酒で、値段も安かったことから19世紀のパリで大流行し、ゴッホをはじめピカソやモネ、ロートレックも好んで飲んでたと言われています。
しかし、ニガヨモギに含まれている「ツヨン」という精油成分が、幻覚や錯乱を引き起こすと疑われたことが原因で、世界的に製造・販売禁止となりました。
ゴッホの「片耳切り落とし事件」は有名な話ですが、、、
これもABSENTEに含まれるツヨンの幻覚症状が原因ではないかと言われており、その流れからパッケージにゴッホが描かれていることが多いのです。
このような背景から「悪魔の酒」と称された時期もありましたが、
1981年に世界保健機関 (WHO)がツヨシの許容量を設けたことで製造が再開され、現在では安全基準を満たしたアブサンだけが流通しています。
去年6月ご縁があり、私たちはみうらあんこと一緒にスイスのMotireへ行ってきました。

そこはABSENTE発祥の地として、アブサンミュージアムやアブサンのバーなどがあり、
その様子をYouTubeにまとめておりますので合わせてお楽しみください↓
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*ABSENT(アブサン)については、出張レポートとして、
YouTube《swiss🇨🇭Motiers avec ANnCO MIURA (みうらあんこ)》でも紹介しています!>>>
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◆ロートレックの母が作る『クルール・ド・トゥールーズ・ロートレック』

歓楽街の雰囲気を絵画で伝える天才、ロートレック。
モンマルトルの夜の街に酒を常に持ち歩くほどアルコールに溺れていた彼は、ゴッホも愛したリキュール「アブサン」の非常に強いオリジナルレシピ『地震(トンブルモン・ドゥ・テール』を生み出すほど、お酒好きでした。
そこには、身体的なコンプレックスや障害の痛みから逃れるために酒に頼っていたという理由もあり、
最終的にアルコール依存症が原因で体調を崩し、36歳という若さで亡くなってしまします。
そんなロートレックの実家はフランス・ボルドー地方の名門貴族。
ロートレックの母アデルが所有していたシャトーのワインには、ロートレックの作品がラベルになっており、ロートレックもパリに取り寄せるほど好んで飲んでいたそうです。
◆藤田嗣治の父のシャンパン『RSRV ロゼ・フジタ』

フジタのフランスの父の様な存在であった、ルネ・ラルー。
彼はメゾン・マム社の社長で敏腕経営者であり、芸術の愛好家でもありました。そんなラルーはフジタの才能を高く評価。
その後、経済面でもフジタを支え続けます。
2度の大戦を経てフジタはのラルー尽力も手伝い、1955年にフランス国籍を取得。
フジタは同年改宗し、ランスの大聖堂で“レオナール・フジタ”という洗礼名を授かるが、そのときの代父(立会人)もラルーが務めたというほどでした。
フランス・ランスに位置する、フジタが設計から装飾まで全てを手がけた「平和の母子礼拝堂(チャペル・フジタ)」。
このチャペルもラルーがその場所を準備しました。
今もフジタと君代夫人はここに眠っています。
そんな父のような存在であったラルーからの依頼で、フジタはバラの絵を描きます。
そのバラは1958年以来メゾン マムのロゼ シャンパーニュボトルを彩っています。
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*藤田嗣治とラム社については、出張レポートとして、
YouTube《Reimsへ行ってきました#藤田嗣治》でも紹介しています!>>>
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◆みうらあんこがラベルを手がけるグラン・クリュ『Les Bulles d’Amour』

AY村に蔵を構える特級シャンパーニュメゾン「Campagne André Roger」
本シャンパンは、その蔵元の姪御さんペラン・エミリンさんが、
“神戸の地に合う特別仕様のシャンパンを造りたい”という想いから始まったプロジェクトです。
フランスのシャンパーニュ地方で生まれ育った彼女は、神戸大学で理学療法学の修士号を取得したのち、
日本のライフスタイル、特に兵庫の魅力に日本を永住の地とすることを決意。
彼女のルーツである地元フランスの伝統と、大好きな地・兵庫の美食や豊かな財産を組み合わせるというアイデアが生まれました。
ご家族で代々受け継がれてきたAŸ村の畑の一列を譲り受け、神戸牛や鮑・野菜の繊細な味とを引き立て合うシャンパン造りに取り組み、
2022年に故郷で収穫したブドウから、2025年に初めての商品「Les Bulles d’Amour2022」が完成。
今年4月頃には、二つ目のエディション「Les Bulles d’Amour2023」の販売がスタートします。

樽からこだわり抜いて作られた本シャンパンは300本限定。
そんな日本とフランスのマリアージュが楽しめるシャンパンのエチケットに選ばれたのは、和洋折衷の細やかなこだわりが詰まった、みうらあんこ作品です。
あんこさんは、このシャンパンプロジェクトが始まった頃から畑に通い続け、そのインスピレーションから作品を手がけています。
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*みうらあんことchampaagneについては、
YouTube《シャンパーニュ メゾンへ出張動画 #みうらあんこ》でも紹介しています!>>>
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素敵なマスターがいる『 Bar,K 』

「Bar,K」(バーケイ)
営業時間:18:00~24:00 (日曜定休)
マスター:松葉 道彦さん
住所:〒530-0002
大阪府大阪市北区曾根崎新地1丁目3-3 好陽ビルB1F
アクセス:
大阪メトロ四つ橋線西梅田駅、JR東西線北新地駅から徒歩すぐ。堂島アバンザビルの北東側、堂島薬師堂の目の前
TEL: 06-6343-1167
公式HP:https://bar-k.jp